びんごねこのおうちの猫、ポポを見送りました

びんごねこの活動ニュース

びんごねこのおうちの猫、ポポを見送りました

1月某日、
びんごねこのおうちで暮らしていた猫、ポポが旅立ちました。

今日は、その日のことを記録として残します。
ポポがどんな子だったのかを、記録として残します。

 

■ ポポという子

ポポは、
近づくと「シャー」と言ってしまうこともありましたが、
いざ撫でると、すっと力が抜けて溶けてしまうような子でした。

高いところが好きで、
エアコンの上がお気に入りの場所
そこから静かに、びんごねこのおうちを見下ろしていました。

びんごねこのおうちにいる猫たちの中では、
触れることができる、貴重な存在でもありました。

少し不器用で、でもどこか甘えん坊。
それがポポでした。

 

■ 体調の急変

その日、ポポは

・よだれが止まらない
・顔がなんとなく腫れている
・目の焦点が合わない
・徐々に呼吸が荒くなる

といった状態が見られました。

異変発覚が夜のお世話に行った際でしたので、病院はどこも空いていない…そのままポポを自宅に連れ帰り、夜が明けるまで看病を続けました。翌朝、朝一で病院へ搬送。

 

■ 病院へ向かう途中で

病院に到着する数分前
ポポの呼吸が停止。直ぐにその旨病院へ一報を入れました。

先生方はすぐさま緊急処置の準備を整え、ポポの到着を待って下さいました。
病院到着後…心臓はまだ動いている。すぐに気管挿管。人工呼吸器を装着し、懸命な命を繋ぐ処置を行ってくださいました。

しかしその後、心停止。
蘇生措置も行って下さいましたが、反応はなく…
9時半過ぎ、ポポは静かに息を引き取りました。

 

■ 獣医師からの所見

亡くなった後の検査結果から、

心筋症を発症していた可能性が非常に高いこと
・不整脈などの症状がもしかしたら出ていた可能性があること

が示唆されました。

シニア猫も多く暮らすびんごねこのおうちにとって、
改めて体調変化の怖さを突きつけられる出来事でした。

びんごねこのおうちで暮らす猫たちは、巨大な劣悪ゴミ屋敷から保護した子たち。
シニアの子たちは不衛生なゴミに埋もれた環境で長年生活していた子…。
比較的若い年齢層の子たちは
とても濃い近親交配の中で生まれた猫たち…

これまで看取った子たちも、心臓疾患やその他先天性の疾患を抱えていた子たちが多く、保護後は日々の投薬や継続治療を行いながらのお世話でした。

今回のポポの急変にて、改めて『びんごねこのおうち』でのお世話の仕方や体制を見直し、メンバーたちで話し合い、猫たちの個々の体調管理と把握を強化するとともに、僅かな小さな気付きも皆で共有。猫たちからの小さな体調変化のサインを見逃さない様に、今一度気持ちを引き締め合いました。

 

■ みんなのいる場所で

ポポは、移動火葬車にて、
仲間たちが暮らすシェルターから、メンバーたちでお見送りをしました。

小さな箱に収まってしまったポポではありますが
今も みんなと同じ部屋 で過ごしています。

姿は見えなくなっても、
ポポは今も、びんごねこのおうちの一員です。

 

■ 最後に

ポポは、多くの皆様からの優しいお気持ちでゴミ屋敷からレスキューできた子です。皆さまの多大なるご協力にてクラウドファンディングに成功し、無事新たなシェルター『びんごねこのおうち』で安心して眠り、
大好きな家族と美味しいご飯を食べて過ごし、
最期まで「びんごねこのおうちの猫」として暮らす事ができました。

ありがとうございました。

この場所で過ごした時間は短い時間でしたが、
びんごねこのおうちで過ごした日々が、
ポポにとって穏やかなものであったと願っています。

ポポ、
出逢ってくれてありがとう。
どうか安らかに。

【重要】
現在、活動のキャパシティを超えているため、
新たな保護のご依頼は受け付けておりません。


理由の如何を問わず、保護および引き取りに関する個別のご相談には対応できかねます。

びんごねこには「びんごねこのおうち」という施設がありますが、
こちらは2023年2月にごみ屋敷から保護した猫たちが暮らすためのおうちです。
一般的なシェルターのように保護猫を受け入れ、お世話する施設ではなく、
新たな保護猫を収容する場所ではありません。

また、地域の状況や関わり方については、
ご相談者さまご自身にも可能な範囲でのご協力をお願いしています。
「近所に猫がいるので全て対応してほしい」
といった内容のご相談には対応いたしかねます。

恐れ入りますが、猫に関するご相談につきましては、
お住まいの自治体の動物愛護窓口や、他の保護施設へのご相談もご検討ください。

※保護依頼の対応再開時期は未定です。
※本内容に該当するお問い合わせにつきましては、ご返信できない場合があります。

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