びんごねこのおうちの猫、レモンを見送りました

びんごねこの活動ニュース

びんごねこのおうちの猫、レモンを見送りました

8月26日、びんごねこのおうちで暮らしていたレモンが虹の橋を渡りました。

5月に腫瘍が見つかってから約3か月。

手術や通院を重ね、びんごねこのおうち、そして代表宅でのケアを続けながら、最期まで頑張ってくれました。

今日は、レモンがどんな子だったのか、そしてこれまでの治療や最期の日々について記録として残したいと思います。

 

■ レモンという子

レモンは少し警戒心が強いものの、人のことをよく観察している子でした。

少し離れたところから、私たちが何をしているのかじーっと見ている。

そんな姿が印象に残っています。

そして、レモンにはとても仲の良い子がいました。

今年3月に虹の橋を渡った、みかんです。

びんごねこのおうちで一緒に暮らし、いつも仲良く過ごしていた2頭でした。

 

■ 5月、腹部に見つかった腫瘍

5月、お世話に行っていたメンバーから、

「レモンのお腹に腫瘍のようなものがある」

と報告がありました。

後日、病院を受診し、腹部の腫瘍を切除する手術を行うことになりました。

術前の診察で詳しく確認したところ、表面上確認できる腫瘍は片側の乳首部分でした。

しかし、腫瘍はすでにかなり大きくなっており、鼠径部から腹壁の中にまで及んでいる状態でした。

すべてを取り除くためにはお腹を開ける必要があり、レモンへの負担などを考えると現実的には難しいとの判断から、お腹は開けず、表に出ている腫瘍を可能な限り根元から切除する手術を行いました。

切除した腫瘍は病理検査へ。

結果は、乳腺癌でした。

すでに腹部への転移があると考えられ、太ももの爛れていた部分についてもリンパ節への転移との診断でした。

さらに胸部にも転移している可能性があり、残された時間は長くないかもしれないと告げられました。

それなら、食べられるうちに美味しいものをしっかり食べてもらおう。

レモンが少しでも穏やかに過ごせることを優先することにしました。

 

■ みんなのところへ帰ってから

術後の経過を観察した後、レモンはびんごねこのおうちのみんなのところへ戻りました。

仲間たちとのいつもの生活に戻ることができましたが、レモンの身体は日に日に弱っていきました。

6月末には背中に傷ができ、片方の足を引きずるようになったため、再び病院へ。

診察の結果、それは傷ではなく、腫瘍が自壊し、表面に露出したものでした。

その時には、癌はすでに全身へ広がっている状態とのことでした。

それからは代表宅へ連れて帰り、レモンの様子を見ながら過ごすことになりました。

 

■ 最期までできることを

8月になると、左後ろ足の浮腫がひどくなり、足がパンパンに腫れるようになりました。

病院で今後の対処について相談しましたが、できることは、マッサージを繰り返して少しずつ流してあげること。

代表宅で、レモンの身体の状態を見ながらケアを続けました。

そして、

8月26日 午前5時46分。

レモンは静かに永眠しました。

 

■ みかんのところへ

翌日の8月27日、レモンはびんごねこのおうちへ帰りました。

最期のお別れまで、かつて一緒に暮らしていた仲間たちと同じ場所で過ごしてもらいました。

びんごねこのおうちのすみ子がずっとレモンの側にいてくれました。

そして8月29日。

いつもお世話になっている移動火葬車に来ていただき、仲間たちが暮らすびんごねこのおうちで火葬していただきました。

火葬の際には、ちゅ〜るを2本、一緒に入れてもらいました。

1本はレモンに。

もう1本は、今年3月に先に虹の橋を渡った、大好きなみかんに。

向こうでまた2頭一緒に、仲良くちゅ〜るを食べてくれたらと思います。

レモンのお骨は、みかんやこれまでに見送った子たちと同じ、びんごねこのおうちのみんながいる部屋へ。

 

■ レモン、ありがとう

5月に癌が見つかってから、手術を乗り越え、その後も約3か月、本当によく頑張ってくれました。

警戒しながらも、いつもこちらをじっと観察していたレモン。

今ごろは大好きだったみかんと再会できているでしょうか。

もう痛いところも、苦しいところもなく、2頭でのんびり過ごしてくれていたらと思います。

レモン、今までありがとう。

みかんと一緒に、ゆっくり休んでね。

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