びんごねこの活動ニュース
🐾活動報告|多頭飼育崩壊 医療・保護支援
びんごねこでは、個人の方からだけでなく、地域で活動されている他の保護活動者さんからご相談をいただくこともあります。
今回は、
「多頭飼育崩壊になっている現場がある」
との相談を受け、現場へ向かいました。
※保護当時の状態が分かる写真を掲載しています。
※状態がはっきりと分かる写真を含みます。苦手な方はご注意ください。
🏠 12頭の黒猫家族
現場で暮らしていたのは、12頭の黒猫たち。
家にはエアコンがなく、猫たちが外へ出てしまうため窓を開けることも難しい状態でした。
室内は糞尿で汚れ、家に入った瞬間に強いにおいを感じるほど。

さらに猫たちを確認していくと、
・舌を出したままの子
・歯がない子
・首を傾けた状態の子
など、健康状態が心配される子もいました。

そして、現場では数日前に新たに3頭の赤ちゃんが生まれたばかりでした。

このままではさらに頭数が増え、猫たちの生活環境も悪化してしまう可能性があります。
できるだけ早く対応する必要がある状況でした。
🤝 他の保護活動者さんと協力して対応
生まれたばかりの乳飲み子3頭と母猫については、今回相談をくださった保護活動者さんが保護してくださいました。
残った猫たちについても、まずはこれ以上頭数が増えないよう、避妊去勢手術を進める必要があります。
しかし、多頭の猫を一斉に手術・治療するには、大きな費用が必要になります。
そこでびんごねこでは、犬猫生活福祉財団様の「いのちのセーフティネット基金」へ申請を行いました。
そして無事に助成を受けることができ、猫たちの医療を進めることができました。
🏥 全頭の手術が終了
その後、順番に病院へ連れて行き、無事に対象となる全頭の避妊去勢手術を終えることができました。
一度に多くの猫たちへの対応が必要な現場だったからこそ、助成によるご支援は大きな力となりました。

しかし、残念なご報告もあります。
保護当初から歯がなかった子は、その後亡くなりました。
厳しい環境の中で暮らしてきた子たちだからこそ、もっと早く何かできていればという思いもあります。
それでも、今いる子たちがこれから少しでも安心して暮らせるよう、できることを続けていきます。
🌱 これからについて
避妊去勢手術が終われば、すべてが解決するわけではありません。
猫たちの健康状態や生活環境、今後どこでどのように暮らしていくのかなど、考えなければならないことはまだたくさんあります。
今後については家主の方、今回相談をくださった保護活動者さん、そしてびんごねこで話し合いながら、一頭一頭にとってより良い方法を考えていきます。
まだ完了したわけではありませんので、続きは別のブログにてご報告します。

🙏 最後に
多頭飼育崩壊は、最初から突然たくさんの猫がいるわけではありません。
避妊去勢をしないまま飼育を続けることで、数頭だった猫が短期間で増え、気づいた時には個人ではどうすることもできない状況になってしまうことがあります。
今回も12頭の猫たちに加え、新たな命が生まれていました。
「少し増えたけれど、まだ大丈夫」
そう思っている間にも、状況は変わっていきます。
飼育している猫が増えてしまった、避妊去勢の費用や捕獲について困っているなど、問題が大きくなる前に周囲へ相談することも大切です。
今回の活動にご協力いただいた皆様、そして「いのちのセーフティネット基金」を通じてご支援いただいた犬猫生活福祉財団様に、心より感謝申し上げます。
ただし、私たちの活動にも限界があり、
「どうにかしてほしい」「引き取ってください」という丸投げのご依頼にはお応えできない場合があります。
怪我や病気の猫を見つけた際は、
📌連絡前に可能であれば保護・病院へ連れていく等の「初動のご協力」
📌費用面・通院・お世話の一部負担
📌里親探しへの協力(拡散など)
をお願いすることがあります。
保護は一緒に取り組む活動です。
できる範囲で力を寄せ合うことで、救える命が確かに増えていきます。
📌 支援について
びんごねこでは、保護猫たちのご飯や医療費、「びんごねこのおうち」の維持費など、活動を継続していくためにさまざまな費用がかかっています。
物資やご寄付によるご支援に加え、継続的に活動を応援していただける月額サポーター「びんごねこ応援団」も開設しました。
毎月の継続的なご支援は、猫たちに必要なご飯や医療を届け、これからも活動を続けていくための大きな力になります。
これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです😺
『びんごねこ』をよろしくお願いいたします。
【重要】
現在、活動のキャパシティを超えているため、
新たな保護のご依頼は受け付けておりません。
理由の如何を問わず、保護および引き取りに関する個別のご相談には対応できかねます。
びんごねこには「びんごねこのおうち」という施設がありますが、
こちらは2023年2月にごみ屋敷から保護した猫たちが暮らすためのおうちです。
一般的なシェルターのように保護猫を受け入れ、お世話する施設ではなく、
新たな保護猫を収容する場所ではありません。
また、地域の状況や関わり方については、
ご相談者さまご自身にも可能な範囲でのご協力をお願いしています。
「近所に猫がいるので全て対応してほしい」
といった内容のご相談には対応いたしかねます。
恐れ入りますが、猫に関するご相談につきましては、
お住まいの自治体の動物愛護窓口や、他の保護施設へのご相談もご検討ください。
※保護依頼の対応再開時期は未定です。
※本内容に該当するお問い合わせにつきましては、ご返信できない場合があります。